シロアリ駆除・対策

シロアリ・羽アリの生態と見分け方。自分でできる対策と予防方法は?

点検(調査)・工事をお受けになるお客様へ(新型コロナウィルスへの対応策)

木造住宅はもちろん、私達の住まいを食い荒らすシロアリ。

いざ見つけたときには大量発生していることも多く、パニックになってしまったり、自分の家はこんな状態で大丈夫なのか?と心配されたりする方も多いかもしれません。

シロアリは、ふだんは人の目から隠れていることが多く、実際に目にすることはほとんどありません。

一般の方は、いったいどのような虫なのか想像がつきにくいのではないでしょうか?

そこで、このページでは、シロアリの基本的な種類からはじまり、

  • シロアリの知られざる生態
  • シロアリの羽アリを見分け方
  • シロアリで受ける具体的な被害
  • 自分で見つけたときにどのように対策すればいいのか ?
  • 普段からできる予防対策方法はあるのか?

について、画像と動画を交えながらご紹介していきます。

シロアリはアリの仲間ではない

シロアリは、名前に「アリ」と入っていますが、アリの仲間ではありません。

実はゴキブリを先祖とした原始的な昆虫で、昆虫学から見るとシロアリ目に属するアリとはまったく別の種類の昆虫です。

その種類も豊富で、世界の熱帯・亜熱帯地域から温帯地域にかけて実に2,900種類以上のシロアリが生息するといわれています。

このうち日本で見かけることができるのは23種類。

大半は枯れた木材や落ち葉などを食物とし、森林再生に大きな役割を果たす益虫としての働きが大きいといわれています。

ただし、この中で人間の住まいに大きな被害を与えるシロアリが3種類存在します。 それが、

  • ヤマトシロアリ
  • イエシロアリ
  • アメリカカンザイシロアリ(カンザイシロアリ)

です。

どのようなシロアリなのか、その見分け方について順番にご紹介します。

最も被害にあう確率の高いヤマトシロアリ

ヤマトシロアリ

生息地

北海道北部を除く日本全土に生息

成虫の大きさ

3.5~6.0㎜

羽アリの色・体長

黒褐色で前胸背板が黄色、4.5~7.5mm

羽アリの群飛時期

4月下旬~5月の昼間

生態型

地下シロアリ型

地域を問わず、日本各地で最も生息数が多く、被害も多く報告されているシロアリです。

ヤマトシロアリの特徴は、とにかく乾燥に弱いこと。

そのため、普段は日の当たる地上に現れることはほとんどありません。

自分自身で水を運ぶ能力がなく、水分の多い湿った木材の中で巣を作って生活しているため、人の目に触れることはほとんどありません。

「湿気がある場所にはシロアリが発生しやすい」のはヤマトシロアリの生態によるところが大きく、

  • ほぼ地面に近い床下
  • バスルーム
  • キッチン

など日常的に湿気の多い場所に使われている木材から発見されます。

ここではなかなか見かけにくいヤマトシロアリの動画をご紹介します。(虫が苦手な方は再生に十分ご注意ください。)

地中やコンクリートに蟻道を作って移動することも

蟻道の例

蟻道の例

ヤマトシロアリの行動範囲はそれほど広くありません。

しかし、より湿った場所を探すために「蟻道」と呼ばれる道を地中やコンクリートの表面に構築し、移動することがあります。

普段から雨漏りや結露が発生している場所に営巣してしまった場合、この蟻道を通って壁の内部や屋根裏まで被害を及ぼします。

4~5月の繁殖時期に羽アリが大量発生しやすい

ヤマトシロアリの羽アリ

普段は見つけにくいヤマトシロアリですが、唯一地上(屋外)で見かけることが多いのが繁殖時期に大量発生する羽アリです。

4月下旬~5月に発生しやすく、昼間の時間帯に限って一斉に飛び立つ習性があります。

見つけた場合は、お住まいのどこかに、数万~数百万匹の単位で営巣していると考えてよいでしょう。

被害の深刻度が高いイエシロアリ

イエシロアリ

生息地

千葉県から西側の海岸線に沿った温暖な地域と、南西諸島、小笠原諸島に生息

成虫の大きさ

7.4~9.4mm

羽アリの色・体長

黄褐色で前胸背板が黄色、7.4~9.4mm

羽アリの群飛時期

5~7月の夕方~夜

生態型

地下シロアリ型

日本では一部の地域にしか生息しないものの、世界のシロアリの中で最も被害を激しく受けやすいのがイエシロアリです。

ヤマトシロアリと大きく違うのが、自分自身で水を運ぶ能力があるということ。

この違いによって、次のような被害がもたらされます。

建物だけでなく、樹木にも被害

イエシロアリは、建築物だけでなく、切株、樹幹などにも巣を作り、樹木を食い荒らし、倒木や腐朽の原因となることがあります。

固定の巣から蟻道を広げて周辺の建物や樹木に被害が拡大

ヤマトシロアリとは違い、塊上の固定の巣を作り、行動範囲を広げることも特徴です。

最初の巣を起点に、蟻道を作ってさらに周りの建物や樹木に次々と営巣し被害を拡大させます。

巣から100m以上蟻道を延ばした記録もあるほどです。

乾燥した小屋などでも湿らせて建物全体に被害

水を運ぶ能力があるイエシロアリは乾燥した建物でも、自分であえて湿らせることによって木材を食べやすくする習性があります。

ヤマトシロアリのように湿った場所だけに限定されず、放っておくと建物全体が被害にあう場合があります。

ここでは、見かけやすいイエシロアリの兵隊アリと働きアリの動画をご紹介します。(虫が苦手な方は再生に十分ご注意ください。)

イエシロアリの生息範囲は年々拡大している

元々低温には弱い種類のため、日本ではごく一部の地域にしか生息していませんでしたが、近年の温暖化の影響で生息範囲が徐々に拡大しているといわれています。

イエシロアリの生息範囲

ヤマトシロアリと、イエシロアリはどうやって見分ける?

もっとも一般の方でもわかりやすく、大きく違うのが羽アリの発生時期。

生殖時期が異なり、ヤマトシロアリが4~5月に対して、イエシロアリは7月ごろに羽アリが大量発生します。

ヤマトシロアリとイエシロアリ
また、見た目によっても次のような違いがあります。

  ヤマトシロアリ イエシロアリ
羽アリの色 黒褐色 黄褐色
兵蟻の頭部の形 長円形 卵形

行動的な違いは、イエシロアリの兵アリは危険を感じると額腺から白い粘液が分泌されます。

アメリカカンザイシロアリは駆除が難しい種類

生息地

宮城県から沖縄まで24都府県で点在

成虫の大きさ

8~11㎜

羽アリの色・体長

赤褐色ないし黒褐色、6~8mm

羽アリの群飛時期

3~11月の昼間

生態型

乾材シロアリ型

最後に、日本にもともと存在せず、外来種として被害がすすんでいるのがアメリカカンザイシロアリです。

アメリカの太平洋沿岸部を原産地とする乾材害虫で、日本へは家具や荷造材などとともに持ち込まれた経緯があります。

出現頻度はとても少ないですが、温暖化の進行に伴って一部地域で発見されていることがわかっています。

ヤマトシロアリ、イエシロアリとは違い、湿った材木を好まず、建物屋内の乾材に食害をもたらすことが特徴です。

ヤマトシロアリと同じように食害を行っているところがそのまま巣となり、被害を受けた木材の表面に3~4㎜の丸い虫孔ができるのが特徴です。

そこから砂粒状の糞を排出していることが営巣しているサインとなります。

アメリカカンザイシロアリは、小集団で生活しているため、生息域の特定が難しいとされています。

また、駆除の難易度も高く、ヤマトシロアリ、イエシロアリ向けの防除方法では予防、駆除とも困難です。

シロアリの巣の中は階級社会

シロアリの階級社会

どのシロアリも、1つの巣の中にコロニー(集団)を形成し、生息しています.

卵の段階では皆同じですが、幼虫から成長するにつれていくつかの階級に分かれ、それぞれ役割分担された階級社会を構成しています。

それぞれどのような種類がいるのか、被害が多いヤマトシロアリとイエシロアリを例に順番にご紹介します。

シロアリの巣

イエシロアリの巣

イエシロアリの巣

ヤマトシロアリの場合、食害を行っている場所にそのまま巣を作りますが、イエシロアリは固有の巣を構築します。

ヤマトシロアリの場合は一つの巣の中に数万~十数万頭、イエシロアリの場合は数十万~百万頭以上のシロアリが生活しています。

シロアリの卵

一つの巣に数千~数万個存在するといわれています。

後にご紹介する女王アリが毎日数百個単位で産卵していて、1ヶ月~3ヶ月程度で孵化します。

毎日かなりの数の産卵と孵化が行われるため、増殖スピードが早いことが特徴です。

シロアリの幼虫

孵化すると、次は幼虫となり、ここまではどの階級でも同じ大きさ、色、形をしています。

形を変えずに成長するので、シロアリは「不完全変態」の昆虫といわれています。

大きさは1mmほどで肉眼でぎりぎり確認できるとても小さな状態です。

しかし、幼虫の段階では巣の中心にいることが多いので、見かけることはほぼないと考えられます。

この幼虫が成虫になる段階でいくつかの階級に分かれていきます。

王アリ、女王アリ(生殖虫)

イエシロアリの女王アリ

イエシロアリの女王アリ

ともに産卵に専念する最上位の階級です。

王アリは常に女王アリと一緒に生活していて、女王アリは卵巣が発達すると、腹部が著しく肥大します。

その大きさはヤマトシロアリで15㎜、イエシロアリでは40㎜に達し、その寿命は10年とも10数年ともいわれています。

さらに巣内には、副王アリ、副女王アリ(副生殖虫)も存在しており、女王・王が死亡したり傷ついたりした時に、代わりに生殖の役割を果たし、産卵がストップしないようにしています。

兵アリ

ヤマトシロアリの兵アリ

ヤマトシロアリの兵アリ

外敵からの防衛にあたる階級です。 頭部が大きく、褐色~黒色の大顎を持っている特徴があります。

外敵対策に専念しているため、巣を維持するための他の作業は行っておらず、食物さえ次に紹介する職アリから口移しでもらうほどです。

職アリ

ヤマトシロアリの職アリ

ヤマトシロアリの職アリ

いわゆる働きアリと呼ばれ、コロニー全体の90~95%の割合で存在しているもっとも数の多い階級で、みなさんが思い浮かべるシロアリのイメージに一番近い状態かもしれません。

その仕事も多岐にわたり、日々の餌の採取から、巣の構築~修理清掃、さらには王アリ、女王アリ・幼虫・兵アリのお世話などを行っているなんでも屋の存在。

寿命は短めで平均して2年~数年といわれています。

シロアリが好む木材の種類は?

シロアリはどんな木材でも食べますが、硬い木材よりは柔らかい木材を好む傾向があります。

また、同じ木材でも硬い秋材よりも柔らかい春材の方が加害されやすい傾向にあり、樹種でいうと、特にマツ、スギ、ヒノキを好みます。

イエシロアリの木材の食痕

被害を受けた木材を小口面からみると、固い秋材は同心円状に残されている様子が見られ、また柾目面から見るとまるで薄紙を重ねたような食痕となります。

シロアリに天敵はいる?嫌いなものは?

日本に生息するシロアリの天敵はほとんど存在しません。

まれにアリ類がシロアリのコロニーを発見した場合は攻撃し、巣ごとせん滅することがありますが、発見されなければ至近距離でも共存する様子がよく見られます。

黒アリがシロアリを襲う例

クロアリがシロアリを襲う例

シロアリが特に嫌うものは、日光、乾燥、寒さです。

暗くて湿度が高く、温かい環境があれば、生存性がかなり高い昆虫です。

羽アリはすべてシロアリとは限らない

ヤマトシロアリの羽アリ

ヤマトシロアリの羽アリ

シロアリは生殖時期を迎えると、羽アリへと変化し、大量発生することがあります。

一般には翅(ハネ)のついた蟻のような虫を、総称して「羽アリ」と呼ぶようですが、羽アリ=シロアリというわけではありません。

蟻の種によって群飛の時期もさまざまなので、シロアリではない羽アリもたくさん存在します。

では、シロアリの羽アリとそうでない羽アリの具体的に見分け方をヤマトシロアリを例に表にまとめてみました。

  シロアリ(ヤマトシロアリ)
シロアリ(ヤマトシロアリ)
アリ類
アリ類
触角 数珠状でまっすぐ 「く」の字形
身体の形状 ずん胴 くびれている
前後の羽の大きさが同じ。
羽がすぐ取れる。落ちる。
前羽が大きく、後ろの羽が小さい。
羽が取れにくい。
群飛時期 4~5月 種により春先から初冬まで様々

より正確な判断は専門業者にお願いしましょう

冷静によく観察すれば、シロアリか否かは判断できますが、万が一にも間違えたら大変です。

もし羽アリが出てきたら、虫を数匹捕獲した上で、専門業者に確認してもらう慎重さが大切です。

多くのシロアリ駆除業者の場合、調査~見積もりまで無料で実施してくれます。

ただし、費用の相場や、業者のレベルによって実際のサービス内容は大きく異なりますのでくわしくはこちらをご覧ください。

シロアリ駆除費用の相場はどれくらい?

シロアリで具体的に被害を受けやすい場所は?

ヤマトシロアリ

シロアリの種類によって建物の被害を受けやすい場所は異なります。

ヤマトシロアリ

地面に近い主に床下から被害が発生するのが特徴です。

水を運ぶ能力がないので、床下の中でも湿気のあるところに被害が集中しやすい傾向があります。

行動範囲は狭いため、家全体や近隣の住まいに被害が拡大するといったことはありません。

ただし、雨漏りや結露などが発生しているところがあれば、蟻道を作って移動し、2階や小屋裏にまで被害が及ぶこともあります。

イエシロアリ

ヤマトシロアリと同じく、地面に近い床下から被害が発生します。

湿気があるところはもちろん、さらに水を運ぶ能力に優れているので、蟻道を作って乾燥した小屋裏にまで被害が受けることがよくあります。

また、活動範囲が広く、被害範囲は建物全体に広がり、さらに蟻道を伸ばして近隣の建物にまで被害を及ぼすこともあります。

2階までイエシロアリの被害が及んだ住宅

2階までイエシロアリの被害が及んだ住宅

アメリカカンザイシロアリ

地面とは関係なく、建物のどこにでも被害が発生するため、特定の傾向がありません。

シロアリ被害を疑う初期症状や住まいの変化のポイントは?

私たちに被害を与える種類のシロアリは、普段人の目には簡単に触れることはありません。

しかし、住まいに起こるわずかな変化を確認することで、そこにシロアリがいることを事前に察知することができます。

実際にシロアリが潜んでいる可能性が高い住まいの変化のポイントをご紹介します。

春~夏にかけて羽アリを沢山見た。

羽アリ

繁殖時期になると羽アリに変化して、一斉に飛び出す群飛(スウォーム)と呼ばれる現象があります。

シロアリがいる可能性が極めて高い、大きな証拠といえるでしょう。

床がフワフワと浮いたようになっている、ギシギシ軋む

湿気を吸うことによって腐朽が進み、さらにシロアリによる食害がすすむと、木材の耐久力がなくなり、床が抜け落ちたりする可能性があります。

柱を触ったら、表面が紙のように薄くなっているところがある

シロアリは光を嫌うため、木材の表面まで食べることはあまりしません。

表面はなにも変化がなくても、皮一枚残して中を空洞にしています。

木を断面で見てみると、この画像のように食害が進んでいることが分かります。

食害

木の表面に細長い穴が開いている

大きさが3~4mmほどの細長い穴が点在していれば、シロアリが食べた跡を疑うポイントになります。

土でできた道筋のようなものが基礎の外側にある

ヤマトシロアリの蟻道の例

シロアリが構築し蟻道である可能性が高く、他の住みやすい部分や建物に移動するために使われます。

地面だけでなく、柱や壁、コンクリート基礎の上にも作られることがあります。

土くずのようなものが時々部屋の中に落ちている

同じく蟻道の残骸である可能性があります。

蟻道は比較的もろいため、生活の振動でボロボロ壊れ、土がこぼれるたようになることがあります。

シロアリ被害を見つけたら自分で駆除できる?

最近ではDIYと称して自分でシロアリ駆除ができるキットや殺虫剤が販売されていますし、具体的に自分で駆除できる方法を解説しているページも存在します。

たとえシロアリを見つけても、これらのアイテムやページを見て自分で駆除できるかも…とお考えかもしれません。

では、シロアリを見つけてもお客様ご自身でちゃんと駆除できるものなのでしょうか?

この質問について、専門業者の立場からすれば、「NO」であると回答せざるを得ません。

もちろんお客様の中には、シロアリや住まいに関する知識が豊富で、技術を駆使すれば駆除できる方もおいでになるとは思います。

しかし、知識や駆除経験が不足している大多数の方に回答するとすれば、以下の3つのポイントから、お客様自身に危険が及ぶ場合があり、決しておすすめできない理由があるのです。

1. 完全な駆除ができていないと再発リスクが高まる。

ヤマトシロアリの職アリ

殺虫剤や、DIY駆除キットなどを使って目に見えるシロアリや羽アリを駆除することは確かに可能です。

しかし、実際にシロアリ被害を受けているお住まいのほとんどは、1ヶ所だけではなく、複数のコロニーを形成しており、目立つところだけ駆除しても、コロニーが残っている場合があります。

さらにシロアリは成虫でも1センチに満たず、とても小さい昆虫です。

自分ではしっかり殺虫剤を撒けたと思っていても、木材の奥底に潜んでいたり、わずかに残っていたりすると、再びシロアリはコロニーを形成し、数年後の再発リスクが無視できません。

シロアリ駆除の専門業者は、今被害を受けている場所での駆除はもちろん、「将来被害を受けそうな場所」をお住まいの中ですべて特定し、再発リスクをできるだけ抑える対策を行います。

将来の危険性を予知しながら駆除をおこなうためには、シロアリの習性などの細かな知識はもちろん、薬剤の選び方や、同じものはない建築物の構造などに幅広く精通している必要があります。

つまり、殺虫剤やDIYキットはあくまで「一時的な対策方法」にすぎず、時間が経てば再びシロアリが発生するリスクをそのまま放っておくことになるのです。

2.床下に潜って薬剤を散布するリスク

多くのシロアリの発生する場所は「床下」になります。

ここに潜って、薬剤を散布することが、主要な作業になりますが、多くの場合は

  • 高さが十分でなく、姿勢が十分に取れない
  • 場所が狭く、身動きをとることも困難
  • 明かりも十分でなく、視認性が十分でない

このような空間で経験の少ない人がいきなり床下に潜って薬剤を散布すると以下のような危険性が伴います。

薬剤が目に入ったり、体に付着するなどして体に危険が伴う

床下に入る害虫や瓦礫、釘などの散乱物によってケガをする可能性

安全性の観点から見て非常に困難な作業であると考えます。

また、シロアリ駆除の専門業者の基本的なルールの一つとして、
「有効な薬剤を必要な場所に適量散布注入する」
というのがあります。

薬剤をただやみくもに撒き散らしているわけではなく、被害箇所や将来発生しそうな箇所に限定して、多くもなく、少なくもない適正な量を散布し、駆除の効果を徹底させているのです。

専門業者は長年にわたり技術とノウハウを蓄積してきており、さらに、業界団体である日本しろあり対策協会では、「しろあり防除施工士」と呼ばれる資格制度を設けるほど、シロアリ駆除には高度な技術力が要求されます。

殺虫剤があるから…といって安易に床下に潜っても、本来の駆除の目的を達成できないどころか、ケガなどの二次被害の可能性が高まってしまいます。

3.様々なシロアリ用薬剤がネットで購入できるが・・・

シロアリ用の薬剤は、時が経つごとに進化していて、以前とは比べものにならないほど安全性が高まってきています。

ただし、どんな方でも購入できる市販の殺虫剤は、やはり多くの人が手に取れる点を考慮して、効果よりも安全性重視となる傾向が強いようです。

それに、たとえどんなに優れた薬剤を手に入れても、なんのノウハウもないまま撒いたのでは、

  • 一部のシロアリしか駆除できない
  • しばらくするとまた再発してしまう
  • 以前より被害が拡大し、修繕に大規模な費用がかかってしまう

このようなリスクを考えれば、多くの方にとって自分で駆除することは決してオススメできず、専門業者に依頼することが最良の選択といえるでしょう。

専門業者に頼む前に自分でできる応急処置はある?

では、実際にシロアリ被害を見つけて、業者に頼む前にできることは…? 残念ながらありません。

むしろ殺虫剤なども使わず、業者が来るまでできるだけそっとしておくことが重要となります。

羽アリやシロアリを見つけたほとんどのお客様は、とりあえず殺虫剤を買ってきてかけ続けてしまうのではないでしょうか?

しかし、完全駆除の観点からいえばこれは逆効果です。

シロアリは攻撃的な性格ではなく、むしろ行動的には臆病な部類に入ります。

殺虫剤を大量に撒き散らし、一部は駆除できても、生き残ったシロアリ達にここは危険だと察知されて、別の場所に移動されてしまい、発見が困難になることがあります。

わずかな動きを見逃してしまうことで新たな巣を作る原因になってしまい、さらに被害が拡大することにもなりかねません。

シロアリ被害の進行速度はそれほど速くはなく、ゆっくりとしています。

数日~数週間程度待っても大勢に影響はありませんので、焦らず、業者が来るまでぐっとこらえるようにしてください。

すぐに駆除を煽る業者には要注意!

ごく一部ですが「すぐに駆除しないと危ない」「早くしないと家が壊れる」などと、やたら危険を煽って契約を迫る業者が存在します。

費用面と合わせて、どのように安心できるシロアリ駆除業者を選んだらよいのか、こちらのページでくわしくご紹介しています。

費用の相場と信頼できる業者を選ぶポイント

羽アリを見つけたらどうする?

基本同じ対応でかまいませんが、外に出てきた羽アリのみ、掃除機で吸い取ることはかまいません。

浴室の中や玄関など水が撒ける場所なら、出てきた羽アリを水で洗い流す程度であれば問題ありません。

ただし、むやみやたらに捕獲するようなことはせず、できるだけ刺激を与えないようにしましょう。

被害にあう前に自分でできるシロアリ予防対策

このように実際にシロアリ被害が確認できた場合、自分でできることはほとんどありませんが、未然に発生を防ぐ予防の観点であれば、お客様ご自身でできることがあります。

特に効果が高い3つの方法についてご紹介します。

1.建物のまわりにシロアリの餌になる木材がないか確かめ、不要なものは撤去する

湿った木材はシロアリの大好物です。

まず建物の周りに放置してあった木材を食い荒らし、よりよい場所を求めて家の床下に侵入するケースは多くあります。

不要な木材があれば、すぐに撤去するなどの対策をとり、シロアリの侵入を未然に防ぐことが大切です。

2.撤去できないものは市販の殺虫剤などを使い、シロアリの発生を防ぐ。

もし保管が必要な木材であれば、市販の殺虫剤を使ってその木材に対して入念な散布することによって予防することは有効です。

ただし、時間が経つと効力が弱まるので、定期的に散布するようにしましょう。

3.床下を覗き、餌となる木材が落ちていないか確かめる

床下はどうしても湿りやすい環境になり、シロアリにとって住みやすい場所となります。

そこに工事の際に使った木片などが落ちていたら、シロアリの格好の巣の拠点となってしまいます。

この木片をスタートにさらにシロアリは増殖してしまい、やがてお住まいの柱や梁に被害が及ぶ原因となってしまいます。

少し床下を覗いてみて不要な木片が落ちていたら回収しておくことが大切です。

また、そのときに蟻道(シロアリの通り道)ができていないか確かめておけばさらに安心です。

シロアリそのものは目に見えていなくても、そこにいる確かな証拠となりますので、発見した場合は専門業者に連絡して確認してもらうことが大切です。

予防の場合は費用が割安になることも

実際にシロアリ被害にあってから行う駆除費用よりも、予防費用のほうが割安になり、早めの対策で、住宅へのリスクやメンテンナンスコストを下げることができます。

ただし、確実な予防を目指すなら業者の選び方には気をつけましょう。

良い業者、悪い業者を選ぶポイントについて以下のページでくわしくご紹介しています。

 

シロアリ予防での業者を選ぶポイントは?

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