シロアリの駆除

シロアリ・羽アリの種類の見分け方

日本には現在22種のシロアリが生息していることが確認されています。
その中でも建築物を加害する代表的な種はヤマトシロアリとイエシロアリです。
また、最近“乾材シロアリ”の仲間であるアメリカカンザイシロアリの被害が増えてきています。

ヤマトシロアリは北海道北部を除くほぼ日本全土に生息しています。
またイエシロアリは神奈川県以西の海岸線に沿った温暖な地域と千葉県の一部、それに南西諸島、小笠原諸島に分布 しています。アメリカカンザイシロアリは各地に局地的に分布しています。 ヤマトシロアリ・イエシロアリ・アメリカカンザイシロアリについて特徴を表にしてみました。

  ヤマトシロアリ イエシロアリ アメリカカン
ザイシロアリ
分布 北海道北部を除く
日本全土
千葉県以西の海岸線に沿った温暖な地域と南西諸島、小笠原諸島 宮城県から沖縄まで
24都府県で点在
羽アリ 体長 4.5~7.5mm 7.4~9.4mm 6~8mm
体色 黒褐色で
前胸背板が黄色
黄褐色 赤褐色ないし
黒褐色
羽の長さ 7.0~7.4mm 9.2~12.8mm 9~10mm
羽の色 淡黒褐色・半透明 淡黄色・半透明 褐色・前縁部は特に濃色
群飛時期 4~5月の昼間 5~7月の夕方~夜 3~11月の昼間
走光性 なし あり なし
兵蟻 頭部の形状 淡褐色、円筒形、左右両縁平行、体調の1/2の長さ 淡褐色、卵形、体調の1/3の長さ 濃褐色、円筒形、左右両縁はほぼ平行、体調の1/3の長さ
粘液(防御物質) 出さない 出す 出さない
加害箇所が巣を兼ねており、
特別に加工した巣は造らない
特別に加工した塊上の大きな巣を造る 特別な巣はなく、木材に
穿孔して集団で生活しているに過ぎない
生態型 地下シロアリ型 地下シロアリ型 乾材シロアリ型
ヤマトシロアリとイエシロアリ

羽アリはすべてシロアリとは限らない

次に、羽アリについてお話しさせて頂きます。
一般には翅(ハネ)のついた蟻のような虫を、総称して「羽アリ」と呼ぶようですが、羽アリ=シロアリなんでしょうか? いいえ、そうではないのが真実です。
日本国内には実に多くの種類の蟻が生息していることが確認されていますが、その多くが繁殖時期に、羽アリとなって飛び出していきます。これを群飛(スウォーム)と言います。蟻の種によって群飛の時期も様々です。 つまりシロアリではない羽アリもたくさんいるということです。 では、具体的に見分け方を表にまとめてみました。

  シロアリ(ヤマトシロアリ)
シロアリ(ヤマトシロアリ)
アリ類
アリ類
触角 数珠状でまっすぐ 「く」の字形
身体の形状 ずん胴 くびれている
前後の羽の大きさが同じ。
羽がすぐ取れる。落ちる。
前羽が大きく、後ろの羽が小さい。
羽が取れにくい。
群飛時期 4~5月 種により春先から初冬まで様々

冷静によく観察すれば、シロアリか否かは判断できますが、万が一にも間違えたら大変です。多くの専門業者が調査無料を謳っていますので、羽アリが出てきたら、虫を数匹捕獲した上で、専門業者に確認してもらうくらいの慎重さが大切だと思います。

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