蜂の巣駆除は自分でできる?方法・手順と注意点、業者に頼む場合の費用相場などを解説

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蜂の巣を発見すると、びっくりしますよね。しかし蜂の巣を放置しておくと、もっと巣が大きくなったり、誰かが蜂に刺されてしまったりということもあるため、できれば早めに駆除したいものです。この記事では、自分で蜂の巣駆除をする方法や注意すること、業者に頼むとどれぐらい費用がかかるのか相場をご紹介します。

蜂の巣駆除をする方法、どんな選択肢がある?判断のポイントは?

蜂は花の受粉を助けたり、草木の害虫を食べたりする益虫です。しかし厚生労働省の人口動態調査によると2020年には13人の方が、蜂に刺され亡くなっています。人間が普段使う場所や通行するところなど、蜂を怒らせそうな場所につくられた巣は、見つけしだい駆除した方がいいでしょう。

蜂の巣を駆除するには、いくつか方法があります。それぞれのメリットやデメリットを紹介します。

自分で駆除する

自分で駆除する方法には、スプレータイプの駆除剤を使う方法と置き型毒エサタイプの蜂の巣駆除剤を使う方法があります。メリットは、費用が安いことと、駆除したいタイミングですぐに対応できることです。

しかし蜂を自分で駆除していると刺される危険があります。また自分で駆除すると、完全に蜂の巣を取り切れず、同じ場所に蜂の巣ができてしまうこともあります。

自治体に依頼する

市区町村で蜂の巣駆除をおこなっているところがあります。
しかし対応方法や補助内容は、地域によってバラバラです。まずお住まいの地域の自治体のホームページで確認してみましょう。無駄な出費がおさえられるかもしれません。

駆除業者に依頼する

駆除業者にお任せすれば、安心・確実に蜂の被害から逃れられます。
しかし、費用がかかるうえ「他にも巣があった」などと、見積りよりも高額の請求をおこなう悪徳業者もいるため業者選びは慎重におこないましょう。

駆除方法を判断するポイント

巣の大きさ

蜂の巣を目測したときに直径15cm以上で、大人の手に収まらないようなら、業者に依頼してください。それ以上は働き蜂の数が多く、やっかいです。

巣の場所

巣が高い場所や狭い場所、床下などにあるようなら、自力での除去はたいへんです。大きくならないうちに、業者に駆除をお願いしましょう。

ハチの種類

巣をつくる蜂の種類によっては15cm以下であっても、素人には駆除が難しい場合があります。

スズメバチ

スズメバチは攻撃性が高く、一度刺しても、針に毒が残っていれば何度も刺すことができるため、
非常に危険です。

スズメバチの巣なら大きさに関わらず、専門業者に駆除してもらったほうがいいでしょう。

アシナガバチ

アシナガバチはスズメバチに比べて攻撃性が低く、巣を刺激しない限り刺すことはありません。しかし、刺されると強いアレルギー反応であるアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

駆除しやすい場所にある小さなアシナガバチの巣であれば、自分で駆除することも可能ですが、不安ならば駆除業者に依頼しましょう。

ミツバチ

ミツバチも危害を加えない限り刺すことはありません。しかしミツバチにも毒があり、刺されてアナフィラキシーショックを起こすこともあります。
ミツバチの場合、養蜂業者に連絡して巣を移動させる方法もあります。

自力で駆除する場合の方法・手順

スプレーを使う方法

駆除のタイミング

蜂が活発な昼の時間は避けましょう。夕方から夜間にかけてがベストタイミングです。

用意するもの

  • 蜂専用の殺虫スプレー
  • 大き目のビニール袋(厚手のものを数枚重ねる)や容器
  • 剪定ばさみ(長い棒や高枝切りばさみなどでも代用可能)
  • マスク・長袖・長ズボン・ゴム手袋・保護メガネ・白長靴

※ハチ駆除用の防護服があれば、必ず着用しましょう。
 なければ、白や淡い色を選び、黒い服は避けましょう。

駆除手順

  1. あまり近づかず巣の周囲に殺虫スプレーを休まず噴射します。蜂は大騒ぎをしますが、
    やめずに噴射し続けましょう。
  2. 徐々に近づき、巣の表面、さらに巣穴に向かってスプレーを噴射します。
  3. すべての蜂が動かなくなったら完了です。剪定ばさみを使って蜂の巣を落とし、
    ビニール袋や密閉容器に入れます。
  4. 蜂の巣があったところに殺虫剤をかけ、周囲を掃除します。
  5. 巣は密閉して廃棄物として出すか、専門家に相談してください。

置き型毒エサタイプの蜂の巣駆除剤を使う方法

現在(2023年5月)置き型の蜂の巣駆除剤が複数発売されています。スズメバチだけ対象にしている製品とそれ以外の蜂にも使える製品がありますので、スズメバチ用の駆除剤をアシナガバチに使うなど、対象の蜂以外に使用するのは避けてください。

用意するもの

  • 置き型毒エサタイプの蜂の巣駆除剤

駆除手順

  1. 蜂の巣の近くに駆除剤を置き、2週間ほど様子をみます。
  2. 駆除出来たら回収します。

蜂の巣駆除の注意点

注意点1:無理をしない

作業中であっても、できないと思ったら、無理をせずに中止しましょう。

注意点2:蜂の巣を直接触らない

死んだと思っていても巣に蜂が残っていることもあります。蜂の巣は素手で触ってはいけません。

注意点3:駆除が終わったら換気と手洗いを

駆除が終わったら換気し、手や道具は石鹸を使って洗いましょう。

業者に依頼する場合の費用相場

業者に依頼するときに気になるのが、料金ではないでしょうか?できるだけ業者の口コミを確認し、料金表を比較して、納得して依頼しましょう。参考までに、蜂の種類ごとの料金を紹介します。費用が高すぎるのも怪しいですが、逆に安すぎる業者にも注意しましょう。

ただし、良心的な業者でも、蜂の巣が大きかったり複数あったりすれば、高額の見積もりになります。他にも高所作業が必要だと足場を組む料金が必要になったり、壁の中だと工事費が必要になったりします。見積り時点で納得いくまで質問しましょう。

蜂の駆除費用相場

蜂の種類蜂の巣1個あたりの費用
スズメバチ10,000~50,000円
アシナガバチ10,000〜25,000円
ミツバチ10,000〜20,000円

蜂の巣は自分で駆除できる場合もありますが、15㎝を超えた巣や、スズメバチの場合には業者に駆除を依頼しましょう。業者を選ぶときには、費用や評判を調査し、自分のニーズに合った業者を選びましょう。
自分で駆除する場合には安全を第一に作業してください。

この記事の監修者

犬飼 章博

  • 2015年 最年少で豊橋支店長就任
  • 2021年 本社支店長就任
  • 2023年4月より愛知県しろあり対策協会理事

住宅のシロアリ調査から始まり、その他の様々な害虫対策や防水・断熱といったリフォーム工事全般を経験してまいりました。調査実績は延べ数千件以上。
本社の支店長になっても現場が好きで、今も前線で活動しております。

疲れた体を癒すため、趣味は温泉巡りです。

資格
しろあり防除士
一級建物アドバイザー